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4月16日から22日まで京都みなみ会館で「爆音映画祭」プロデューサーのboid・樋口泰人さんの新たな試み「boidsound映画祭」が開催されました。「爆音」はライブのPA機材を映画館に持ち込んでその名のごとく大音量で映画を楽しむイベントですが、「boidsound」はあくまで映画館の音響設備で、ただし作品ごとに音を調整して音量を上げてゆく。大音量とはいきませんが映画を音で楽しむ、映画館ならではの試みです。

全作見たかったのですが時間の都合でなんとか8本中6本鑑賞。個人的にはジョン・カーペンター「ゴースト・オブ・マーズ」、興行的失敗であまり世評は高くないようですがなかなかどうして面白かったです。SFなのに作りは西部劇、これはカーペンター監督作品の特徴のようです（上映後の篠崎誠監督（リモート）×樋口さんトークの情報です）。

デヴィッド・リンチ「ロスト・ハイウェイ」上映後に現在は京都在住の文筆家の五所純子さんと樋口さんのトーク。リンチや作品云々より交通問題に熱が入っていました。この映画、あおり運転を仕掛けられたマフィアのボスみたいなおっちゃんが加害者をボコボコにして安全運転の重要性を滾々と説教する名シーンがあります。

Y・R