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8月30日まで、京都みなみ会館にて伝説的な韓国の映画監督、キム・ギヨンの特集上映が行われています。このあいだの週末、代表作で韓国映画の古典となっている「下女」（’60）や「玄界灘は知っている」（’61）など見に行きまして、映画館のリニューアル1周年ということもあり盛況、特に「下女」は補助席も出ていました。

あまりにも極端な行動原理の登場人物に正直かなり困惑するやら、苦笑するやら…、スリラー？家庭劇？ホラー？比例する作品やジャンルが思いつかないくらい、オリジナルな個性。国内ではソフト化されていない監督で特集上映は貴重な機会ですので、お時間合う方はぜひぜひ。

また、今回の上映に際しては、去年話題になった京都発の映画「嵐電」の制作に携われたオムロさん編集の充実したパンフレットも発売されていてこれもオススメです。「パラサイト」での影響を公言しているポン・ジュノ監督の文章も読めます。

Y・R