トップページ > オフィシャルブログ > お持ちのLDは、CLV?それともCAV?
オフィシャルブログ
お持ちのLDは、CLV?それともCAV?
  2015年02月26日

 レーザーディスク(以下、LD)のジャケット等の仕様表記に、「CLV(長時間ディスク)」とあるものを、よく見かけます。このタイプのLDは片面に最大で60分、両面で120分の映像を記録できます。「長時間」とことわっているくらいですから、「標準ディスク」も存在します。これは「CAV」と呼ばれ、片面最大30分、両面で60分記録できる仕様です。

 

 どちらも大きさは同じで、どうして容量が違うのか?それは再生のしくみに秘密があるようです。

 

 CAVタイプのLDは、同心円状に1フレームの画像が納められたトラックが並んでおり、ピックアップは一周するごとに1トラックずつ読み取りながら内側から外側へと向かっていきます。陸上競技場のトラックのように、内側より外側のほうが距離が長いのに、トラックは常に1フレームの情報しか入っていないので、外側に行くほど情報密度が薄くなってしまいます。

 

それはもったいない!ということでCLVタイプのLDが開発されたわけです。トラックはレコードのように螺旋状にひとつながりになっており、距離あたりの情報量が一定になっています。これを読み取るには外周に向かうに従ってディスクの回転を変化させる必要があり、その制御技術の開発のために、CLVは回転数が一定のCAVよりも後発となったようです。

 

CLVの技術は、CDやDVD、ブルーレイなどにも応用されています。光ディスクの先駆たるLDがのちの技術開発に与えた影響といえるでしょうか。

 

Y.R

 

月別アーカイブ
自動お見積もり
初めての方へ
通常 ご注文はこちら
超特急 ご注文はこちら
国内プレスは別途見積
主なサービス一覧 その他のサービス 企業情報 オフィシャルブログ
更新日: 2024.04.18
大切な思い出を未来へ!DVDダビング
国産ディスク生産終了でお困りの方におすすめ!「T-GOD」
こだわりのDVDデジトレイ
画質サンプル
今までよりコストダウンできます!
DVD-RにCSS等付加してプレスできます!
DVDプレス注文の流れ
WEB/フラッシュメディア用動画・ファイル変換
当社のダイレクトメール
日本ビデオサービス楽天市場店 日本ビデオサービスヤフーストア 日本ビデオサービスディスクズ スマホ動画からDVDへ LINEスタンプ発売中
TOPブルーレイフラッシュメディアDVDCD商品販売サイトマップ会社概要
ブルーレイ/フラッシュメディア/DVD/CDのオーサリング・プレス・コピーは日本ビデオサービス・ディスクズへ

CLEAR

▲TOPに戻る▲TOP