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サルトル
2025年06月20日
先日こちらのブログに書いた小説"永遠なる序章"(椎名 麟三)を読んで以来、実存主義文学に興味を持ちました。
実存主義とは何ぞや。私も深い意味はわからず、何となくの意味しかわかりませんが「自分の人生は自分で選択して生きる」というような意味らしい。わかったようなわかってないような。なので、噛み砕いて「自分の人生は自分次第」という解釈をしております。これが正解なのかわかりませんが。
それはさておき、ここ数日は実存主義文学を唱えたフランスの作家、ジャン・ポール・サルトルの短編集を読んでいます。
ネットで事前にある程度の情報収集(どの話が面白いか、どの作品が読み辛いか...等)をしてから読んでみました。ネットでは"水いらず"という短編の評価が高い印象でしたので期待を胸に読んでみましたが、私的には「?」という、これまた、わかったようなわかってないような読後感。個人的には"壁"と"部屋"という2つの短編が面白かったです。特に"部屋"については、「自分の人生は自分次第」という解釈に通ずる内容でした。
ジャン・ポール・サルトルの短編集に限らず、海外の翻訳小説については少し苦手意識を持っておりましたが、思ったより苦労せずに読めたので、次はサルトルの"嘔吐"という長編小説を読んでみます。
T.K
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