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画質=解像度ではない!?
2025年05月26日
日々、DVDオーサリングの仕事をしていると色々な相談を頂くのですが、画質に対しての相談を頂く事があります。
多いのが「なるべく画質を綺麗にしてほしい」という相談なのですが
この「画質を綺麗にしてほしい」にも、色々な意味が込められているとは思います。
その中でも「元の映像データになるべく近付けてほしい」という相談について。
結論から言わせて頂くと、「元の映像データの解像度による」ということです。
この解像度を画質だと勘違いしている方がいらっしゃいますが、こちらはイコールでは御座いません。
ただ、一般的にはイコールで語られる事が多い印象です。
解像度というのは画像の細やかさを表していて、フルHDや4Kなどは「ピクセル」という粒が多いので高精細で綺麗に見えます。
その綺麗に感じる=画質だと思いますので、画質というのは人の感じ方と言ってもいいのではないでしょうか。(もちろん数値はありますが)
例え、元データがフルHDや4Kという解像度が高い(粒が多い)状態で作られてたとしても、DVDにオーサリングすることによって
解像度が下がりますので(粒が少ない)精細さを失ってしまいます。
この解像度が低い状態=汚いと感じるのです。
というわけで、DVDで解像度が高いものを表現するのは仕様上、不可能といえます。
元のデータの解像度が低い場合は、DVDへオーサリングしても汚く感じる事は減ると思います。
どうしても解像度が高い状態でオーサリングしたい場合は、BDのオーサリングをおすすめ致します。
M.R
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