今朝起き抜けに何気なくSNSを見ていると"THE ROLLING STONESドラマー、チャーリー・ワッツ死去"という記事が。目を疑いました。
「嘘だろ」としばらく思いながらも、もう80歳だしそりゃそうだよなぁ、と納得しようとしている自分もいました。
持病の手術を受け、次回のツアーに関してはチャーリー・ワッツ不在という記事をつい最近見ました。
その際の本人による声明で「私はいつもタイミングが悪い」と自らのドラムスタイルを混じえたジョークを飛ばしており、すっかり快方に向かってて後々はバンドへ復帰するだろう、と勝手に想像しておりました。が、残念ながら叶いませんでした。
ミック・ジャガーやキース・リチャーズ、ブライアン・ジョーンズやロン・ウッド等のロックスター達に囲まれ少し地味な存在という印象がありますが、メンバーからは「彼こそがローリングストーンズ」と言われる程、バンドの要だったチャーリー・ワッツ。
少し遅れたような唯一無二の独特なドラムスタイルはバンドサウンドに大きなグルーヴを生み出していました。
特に1969年~1970年代中盤頃のバンドの異常なグルーヴはチャーリー・ワッツの功績は大きいと私は思っています。自らのバンドのドラマーにもドラムスタイルをお手本にするようによく言っています。
1960年代から活動しているバンドですので沢山の様々なエピソードがありますが、80年頃、当時メンバーが宿泊していたホテルで人気絶頂で周りからちやほやされ天狗になっていたミック・ジャガーをチャーリー・ワッツがぶっ飛ばした、というエピソードが個人的に一番好きです。
7年程前のバンド来日時、どうせ当たらないだろうと宝くじ気分で応募したチケットが当選、しかしお金がないというしょうもない理由でチケットをキャンセルしたことをここ数年後悔していましたが、今日から更に後悔する日々が続きそうです。
謹んでご冥福をお祈り致します。
T.K
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