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梅崎春生短編集
2025年09月12日
梅崎春生の短編集を読みました。
梅崎春生は第二次世界大戦後に活躍した作家さんです。
"ボロ家の春秋"や"春の月"、"チョウチンアンコウについて"等非常に軽快でコミカルな物語やエッセイに紛れて"桜島"というような非常にシリアスな反戦小説(この"桜島"、内容がとにかく素晴らしかったです)もありました。全て非常に読み易い上に面白く、約500ページと少し厚めの短編集でしたが一気に読むことができました。
次は"幻化"を読もうと思っていますが、椎名麟三の小説や武田泰淳の短編集を読んでいるので少し先になりそう。大戦後派と呼ばれている作家さん達にハマっております。
T.K
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