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ブルーレイディスク(BD)のオーサリング。
オーサリングとは?
Q. オーサリングとはどのような作業のことですか?
オーサリングとは編集済みの映像データからブルーレイ、DVDを作成する作業の事を言います。

映像を取り込みしてディスクに書き込むだけのダビングや、変換してYoutubeにアップロードする作業とは工程が異なります。

大きく作業を分けると、変換作業(エンコード)、リンク作業、プログラムの3つに分けられます。

変換作業ではAVIやMOV形式のデータからH264(mp4)やmpeg2(DVDの場合)に変換をします。

リンク作業では、メニューデータ(写真や文字などでデザインしたphotoshopデータ)と指定チャプターとのリンクする作業をします。

最後にプログラムです。当社で使用するBlu-ray専用ソフトのScenaristBDを使い、メニュー画像のボタン制御もマニュアルで組み上げます。

細かいプログラムを組み、ドライブ搭載のPCからディスクの書き込みをします。

再生中にメニューボタンを押した時に指定のボタンが選択されるかなど、ビデオやオーディオ、仕様などがプレーヤーでの動作上問題がないかチェックをします。

再生時にノイズなどがないかも、プレス前に同様に確認します。

オーサリングで作成したディスクをプレスする場合は、コピーガード、リージョンなどの設定を入れてBDCMFというプレスマスターを作成します。

ガードがなしの場合はISOファイルで工場に入稿することも可能です。

オーサリングデータは一定期間バックアップも取っておりますので、作品の追加などには同じ仕様で作成することも可能です。

ブルーレイディスク(BD)オーサリング料金表

お客様の素材(1分)から無料ディスク作成


ブルーレイディスク(BD)オーサリング 基本料金表
チャプター20ヶ所まで
エンコード料金込
プレス用BDオーサリングコピー用BDオーサリング
メニュー無しメニュー1枚メニュー無しメニュー1枚
15分以内99,000121,00033,00055,000
30分以内121,000143,00044,00066,000
60分以内143,000165,00055,00077,000
90分以内165,000187,00066,00088,000
120分以内187,000209,00077,00099,000
150分以内209,000231,00088,000110,000
180分以内231,000253,00099,000121,000
210分以内253,000275,000110,000132,000
240分以内275,000297,000121,000143,000
MOV(Prores)・AVI・MP4・各種ファイル対応 テープもご相談ください。
BD-CMF出力のBD-R、もしくはご支給のHDDに入れて納品致します。
◇その他、オプションもあります。詳しくはお問い合わせください。

ブルーレイディスク(BD)オーサリング オプション料金表
プレス用BDオーサリングコピー用BDオーサリング
チャプター追加(1ヵ所)550550
240分超エンコード(30分あたり)22,00011,000
追加メニュー(1枚)16,50011,000
メニュー画面作成5,5005,500
マスタ2本目以降追加料金2,2002,200
2層ディスク割増33,00033,000
5.1CH or 7.1CH55,000
副音声(音声切り替え)22,000
PAL33,000

〜30分121,000
〜60分154,000
〜90分187,000
〜120分220,000

ブルーレイディスク(BD)オーサリング料金例
販売品オーサリング料金例

プレス用ブルーレイオーサリングの料金例になります。ライブ映像、120分以内、メニュー1、チャプター20個以内。メニューはお客様が作ったphotoshopデータでのご支給。最終的にBDCMFデータをプレス工場に送ります。プレスされたディスクにはAACSと言うコピーガードが入ります。

配布品オーサリング料金例

配布用ブルーレイオーサリングの料金例になります。記録映像、15分以内、メニューなし、チャプターなし。オートリピートの仕様。最終的にBD-Rに書き出しをして、コピーマスターになります。

ブルーレイオーサリングの手順

1 お客様にご入稿頂くデータ

編集済みの動画データ、チャプターのタイムコード表、メニューデータ(当社で作成する場合は不要です)の3点です。

お客様の入稿データ3点

映像ファイルはWindows版、Mac版のソフトどちらで作成して頂いても問題ありません。Premiereで作業されている場合はMOV(Prores)がおすすめです。
メニューデータはadobeのPhotoshop形式でご入稿下さい。

○ チャプターとは?
チャプターとは?

チャプターとは、メニュー画面からその指定時間のシーンに飛んだり、リモコンのスキップボタンから飛べるポイントです。

○ メニューとは?
メニューとは?

メニューとは、ボタンを押すことで指定のチャプターポイントを再生できる画面のことです。ブルーレイではメニューはトップメニュー、ポップアップメニューの2種類があります。

トップメニューはDVDであった従来のメニューです。ポップアップメニューは再生中にメニューが出せるブルーレイ特有の機能です。

トップメニュー、ポップアップメニューのご入稿素材は、photoshopの1920×1080pixel、ボタンや選択色、決定色がすべてレイヤー分けしたものでご入稿ください。

○ タイムコードとは?
タイムコードとは?

タイムコードは、映像の再生時間を計測するためにも使われます。映像の中の特定のフレームを示す、座席番号のようなものです。上の写真はPremiereの画面です。

タイムコードを使うことで、他の人が作業を引き継いだときにズレが起こりません。タイムコードはPremiereやFinal Cut、Ediusなどの編集ソフトで確認することができます。

29.97fpsのタイムコードの場合は、編集ソフトでノンドロップフレーム、ドロップフレームの切り替えができます。

Windowsメディアプレーヤーのようなソフトウェアのプレーヤーでは、秒数しかでないため、タイムコードは確認できません。

メディアプレーヤー

○ フレームレートとは?
フレームレートとは?

フレームとは1コマの映像を指します。映像にはフレームレートと言うものがあります。上記の写真は1秒間30コマを表したものです。

ブルーレイやDVDの場合1秒間に30コマの29.97fps、1秒間に24コマの23.976fps、1秒間に25コマの25fpsがあります。

編集時のフレームレートと、納品用動画のフレームレートを合わせて出す必要があります。例えば29.97fpsで制作しているものは29.97fpsで書き出しします。

間違えて23.976fpsで書き出しすると、1秒間あたり6フレーム減ることになり、動画にカクつきが起こります。

3 エンコード(変換)

MOV(Prores)、MP4、AVIなどの動画ファイルを変換ソフトを使用し、ブルーレイ用のファイルにエンコード(変換)します。1枚のディスクに収まるように、最適な画質設定をして、高画質で変換します。

エンコード(変換)

入稿ファイルはWindows版、Mac版のソフトどちらで作成して頂いても問題ありません。Premiereで作業されている場合はMOV(Prores)がおすすめです。

3 リンク、プログラミング

変換済みのファイルに対して、メニューを付けたり、チャプターへのリンク作業やプログラミングをします。各種工程が完了したら、ディスクにライティングします。

ブルーレイオーサリング、メニュー、チャプターリンク

4 再生チェック

書き出ししたディスクを、Blu-rayプレーヤーで再生をして、動作上問題がないかチェックします。お客様にもコピーしたディスクを送り、確認して頂きます。映像・音声・仕様上問題なければ次の工程に進みます。

ブルーレイプレーヤーでの動作チェック

5 BDCMF(プレス用マスター)の書き出し

プレス工場ではBDCMFのみの受付となるため、BDCMFを書き出します。BDCMFは最終的にSONYのVerifierを使い、規格に沿っているかチェックを行います。

通常検証用ディスクのOKを頂いた翌営業日の発送となります。お急ぎの場合はご相談ください。プレスではなく、コピー(BD-R)での配布の場合は、BDCMFへの書き出しは必要ありません。

BDCMF(プレス用マスター)の書き出し

当社が選ばれる理由

自社の機材で完結

自社オーサリングだからこそできるフットワークの軽さ、豊富な知識、丁寧な対応!

豊富なオプション、様々な仕様に対応

字幕や、副音声のオプションも取り揃えております。 字幕は商用利用も可能です。音声は5.1ch、7.1chのドルビーTrueHD、DTS-HD、DTS-HD Master Audioもできます。ポップアップメニューの作成、マルチアングルもできます。さまざまなオプションがありますので、用途、ご予算に合わせた作りが可能です。

使用ソフト

当社のBDオーサリングシステムは、定評のあるプロ向けのソフトウェア、Scenarist BD Professional(シナリスト ブルーレイ プロフェッショナル)を使用しています。BD規格のすべての機能をご利用いただけます。他のオーサリングソフトに比べ高い互換性を誇ります。

初心者の方でも丁寧にサポート

動画編集済みのファイルさえあれば、お客様で必要な作業は簡単です。知識がない初心者の方でも当社にお任せいただければ、経験豊富な担当者が丁寧にサポートします。必要なテンプレートなども担当者が必要に応じてお客様に送らせて頂きます。

高い互換性

ScenaristBDはwindows専用の業界標準のプロ向けツールです。HDで作成されたblu-rayディスクは、無料のソフトウェアでは実現できない仕様・高い再生互換・高品質な商品の制作が可能となります。

リピーターの多さ

柔軟な対応にご満足頂いたリピーター様が当社を紹介して頂くこともございます。

BD-Rからプレスはできるの?

Q.自分で書き出ししたBD-Rからプレスはできますか?
ブルーレイのオーサリングソフトは、市販されているものがいくつもありますが、それらのソフトは、プレス用のマスターとして使用できません。

BD-RからBDCMFを書き出しするサービスをやっておりますので、そちらをご参照ください。

Adobe社の<アンコール>は市販ソフトの代表格ですが、プレスするときに必須の、<コピーガード>のフラグを立てることができません。

プレス用のマスターを作成できるのは、業務用ソフトウェアのシナリスト(ScenaristBD)が対応しています。

このソフトは、発売当時の価格で最低でも300万円する業務用で、使い方も特殊で専門の知識が必要となります。

また、操作方法の本なども出ておらず、ワンクリックでディスクの作成ができる市販ソフトやフリーソフトとは大きく違うため、個人の方で学ぶことが難しいです。

Scenaristを使用してDVDの時代から、多くの人気の映画や販売品のタイトルが作成されてきました。

ブルーレイは、これまでのDVDのセキュリティ対応の教訓を踏まえて、ソフトメーカー(コンテンツの制作・配布会社=映画会社など) 及び関連会社・団体が、非常に厳重な管理を当初から用意しています。

したがって、タイトルの管理など、すべてが、管理団体で把握されることになっています。

こうした事情と、機材の費用から、制作費用も高額になり、そのための手続きも、英文での申請が必要であったり、煩わしい面があります。

当社では、そうした料金的な負担、面倒さをできるだけ軽減するように、さまざまな努力をしておりますので、お気軽にご相談ください。

ブルーレイのライセンス・手続き

○ AACS

ブルーレイのプレスではDVDと違い、コピーガード(AACS)が必須となります。契約とライセンス料は、弊社にプレスご注文いただける場合は取得不要です。お客様が協会と直接契約をされたい場合はAACS LAとの契約となります。

○ ブルーレイロゴ

ブルーレイのロゴを使用するにあたって、BDA(ブルーレイ・ディスク・アソシーエション)との有償契約が必要になります。

販売品の場合、通常CPA-Lightと言う契約が必要となります。契約までの期間は約1週間ほどになります。ブルーレイロゴを入れない場合は契約は必要ありません。

ディスクへのテキスト表記でBlu-rayなどを入れるのは問題ありませんが、似たようなロゴを作成して入れるのはできませんので、ご了承ください。ブルーレイロゴの契約についてのページはこちら

○ リージョンロゴ

ブルーレイのリージョンロゴを使用するには、ブルーレイロゴと同様にBDA(ブルーレイ・ディスク・アソシーエション)との有償契約が必要になります。

また、BDのリージョンはDVDのリージョン設定と違い、オーサリング時にプログラムでの設定が必要になります。現状ロゴの契約、設定などから入れない方が多いです。

○ ISANコード

ISANコードとは不正な海賊版を防ぐために登録されるコードになります。こちらは任意のため、必須ではありません。

具体的には制作に関った方(俳優、ディレクター、プロデューサーなど)の情報が入ります。基本的にはお客様でISANコードを取得して頂く事になりますが。

スイスのISANの協会との契約が必要になり、契約完了まで約2週間程かかります。こちらは任意となりますので、現在ではあまり入れる方はいません。

ブルーレイオーサリングのオプション

○ ブルーレイの字幕について
字幕は商用利用可能です。しくみはDVDの字幕と同じです。さまざまな言語が使用可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

○ ブルーレイの音声について
ドルビーTrueHD 5.1CH or 7.1CH、または、リニアPCM 5.1CH or 7.1CH、または、DTS-HD、DTS-HD Master Audioができます。

 

○ 3D映像について
3D映像については、ほとんどの放送で用いられている、サイドバイサイド、ラインバイラインは、従来のエンコード、オーサリングソフト、機材でできますので、費用も、従来どおりの2Dの場合と同じ料金でできます。

○ ブルーレイのPAL方式の制作

PAL方式の国への配布にも対応します。基本的に、NTSC・PAL共通のフォーマットである24P(1秒間で、24枚の完全な画面<プログレッシブ>で構成されるテレビ方式)で作成すれば、大丈夫です。

ただし、撮影・編集段階で、24Pにしておく必要があります。これにより、二つの方式を別々に作らなくて済みます。検証については、こちらをご覧ください。

ただし、BDについても、DVDと同じく、リージョンコードによる、世界の地域別の視聴制限がありますので、たとえば、中国のBDは、リージョンコードの設定がしてあれば、日本では見られません。日本・アメリカは、A、ヨーロッパは、B、中国は、C。

リージョン一覧については、こちら
実際に、中国で販売されているBDの場合 こちら
制作上の詳細は、お問い合わせください。

ブルーレイの業務用ソフトと市販ソフト違いは?

Q.ブルーレイの業務用ソフトと市販ソフト違いは何ですか?
○ 業務用ソフト
操作性は難しいが、自由度と互換性が高い。

業務用ソフトは、メニューのレイアウトも、動きもすべて自由に作ることができます。チャプターを再生した後に、次に進んで再生するか、メニューに戻るかの設定が可能です。

さらにメニューに戻ってきたときに、どこのボタンが選択されるかをプログラムで組むこともできます。自由度が高くなりますが、その分ソフトを使いこなすのは経験や知識が必要で、難易度が高いです。

書き出しされたものは規格に沿ったものが作られるため、Verifierでの規格チェックも問題はありません。

○ 市販ソフト
テンプレートから選び、操作性は楽だが、自由度は低い。

市販ソフトはメニューをテンプレートの中から選ぶことがほとんどなため、動きも自動的に決まってしまいます。

ブルーレイやDVDにはタイトルと言う概念があり、全編再生は一つのタイトル内に収まりますが、市販ソフトはタイトルが分かれる作りになるものがあります。

そのような作りの場合、動画再生後に次のチャプターに飛ぶため、スキップが効かず、大幅に操作性が低下することになります。

販売が終了しているAdobe Encoreは、市販ソフトの中でもメニューや動きもある程度自由に設定することができるのが特徴です。

しかし、Encoreではプログラムの機能がないため、メニューに戻って来た時に、選択するボタンの位置が自由に決められません。

市販ソフトの別の問題点としては、Verifierでの規格チェックでエラーや警告が出やすいことです。エラーや警告が出ていると、すべてのプレーヤーでの再生互換が保証されなくなります。


! マスター制作上の注意点
一般的な、<ディスクマスターの素材の作成方法についての注意点=お持込ビデオ素材>も、必ずご覧ください。

[プレス用素材マスター作成上の注意点]
ご入稿の素材は間を空けずにできるだけ1本でご入稿ください。チャプタのポイントなどはTCの指定をして頂きます。また、素材がファイルなどの場合は予めご相談ください。

[コピー用マスター作成上の注意点]

1 お持込になるBDマスター (これをこのままコピーする場合)
ブルーレイにはBDMV方式、BDAV方式があります。通常レコーダーで作成されたものはBDAV方式になります。BDAV方式の場合ディスク容量が少ない場合でもコピー機では25GBと認識され、25GBデータ分のデータが書き込まれます。お急ぎの場合は必ずBDMV方式でご入稿をお願い致します。

2 テープやメモリの素材マスター(これからエンコードする場合)
プレスする場合の素材マスターの注意点と同じになります。


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製品の付属品として、製品使用説明DVDを作るにあたり経験が無く、大変困っていたところ、こちらのHPを見つけました!
お問い合わせから相談したところ、とても親身に話を聞いていただき、満足のいく結果を得られました。
オーサリングからお願いしたのですが、オーサリングという言葉自体はじめて知りました。
専門用語も丁寧に説明してもらい、安心して頼むことができました。 また機会がありましたらどうぞよろしくお願い致します。
東京都/スポーツ用品会社

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海外プレスを依頼したところ、ほんとうに満足のいくCDを作ってくれました。
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