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新作「幼な子われらに生まれ」が傑作の呼び声高い著名な脚本家で、映画雑誌の編集長も務める論客としても知られる荒井晴彦さんの特集上映が大阪シネヌーヴォで開催されており、ご本人含めゲストトークも多数行われ盛況です。

日活の、いわゆる・・・あの、何ですわ、「大人」の映画ですかね、そのジャンルから登場して薬師丸ひろ子の「Wの悲劇」のようなメジャー作でも知られる荒井さんの、代表作や、監督と揉めに揉めた問題作など、充実のラインナップです。オープニング上映の「KT」（こちらは後者）では脚本の改変をめぐって揉めた張本人の阪本順治監督とご本人が、評論家の寺脇研さんをまじえ、なんともドキドキなトークが行われました。その後は荒井作品の音楽担当も務めた下田逸郎さんの弾き語りライブが開かれるなど、贅沢な構成。

9月15日まで開催されるので、もし近県の方でご興味ありましたらぜひ。私の好きな「赫い髪の女」も上映されます。これは、いわゆる・・・「大人」の映画です。

Y・R