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タヴォラ・ドーリア
  2015年09月25日

東京富士美術館で開催されていた「レオナルド・ダ・ヴィンチと『アンギアーリの戦い』展」が、現在京都文化博物館に巡回しており、先日行ってきました。

 

16世紀、フィレンツェの宮殿に描かれるはずだった、レオナルド・ダ・ヴィンチの壁画「アンギアーリの戦い」(フィレンツェとミラノとの戦争を描いたもの)の、原画ではないかと言われている「タヴォラ・ドーリア」と呼ばれる板絵を中心に、この壁画計画にまつわるダヴィンチのメモや、当時のフィレンツェ(王族を追放し、自治都市として歩み始めた時代)の時代背景を示す資料などが展示されています。また、同じ宮殿にはミケランジェロの壁画も計画されていたそうで、その模写も展示されています。

 

なんといっても、「タヴォラ・ドーリア」の動的な迫力がすごい!軍旗を奪い合う両軍の兵士と馬の縺れ合うような一瞬をとらえた描写は、下絵として描かれたと思えないほど迫力があります。このような描き方は、同時代の同じ題材の戦争画がスタティックな印象なのに比べると、大変革新的な手法だったのでしょう。壁画計画はダヴィンチ・ミケランジェロ両者ともに未完に終わりましたが、しばらくは宮殿に未完のまま公開され、絵画を学ぶものにとっての「世界の学校」と称されたとのことです。

 

「タヴォラ・ドーリア」は明るい木肌の板の上に描かれており、遠目に見ると日本の屏風絵に似た雰囲気で、街中に貼られている展覧会のポスターが京都の町にも馴染むように感じられます。無論期せずしてですが、「余白の美」も感じられる、不思議な作品です。

 

Y.R

 

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